SE-00001 / MORTIPACK回収資料 / 閲覧用

Choosing
or chosen?
選ぶのか、選ばれるのか。
検体アーカイブRECOVERED FILE / 回収資料
安置庫の中に、
立っていた。
証言照合中
廃墟となったCIST研究所。剥がれ落ちた壁の奥に、死体検視室と、錆びついた遺体安置庫が残されている。
その安置庫の中で、袋のようなものを見たという証言がある。横たわっていたという者。立っていたという者。誰も、中身を見ていない。
回収された記録には、ひとつの名称が繰り返されている。
MORTIPACK。
- 資料番号
- SE-00001
- 目撃場所
- 死体検視室
- 現在の所在
- 未確認
残された証言
証言者の氏名は非公開。記述には相違がある。
「安置庫のいちばん奥に入っていました。人を入れる袋だと思ったんです。でも、顔を近づけたら、内側から同じように何かが近づいてきた。」
「袋は横になっていました。確かに。連れを呼んで戻ると、安置庫の中に立っていたんです。あの高さでは、立てるはずがないのに。」
「検視室の安置庫に、ジッパーのついた袋がひとつ。奥から音楽が聞こえました。扉を閉めても止まらなくて。外に出てからも、しばらく聞こえていました。」
記録注記:同一の対象を目撃したものか、現時点では確認できていない。
SPECIMEN ARCHIVE
検体アーカイブ
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Realms Unknown
怪奇現象と未解明の事件を扱うオカルト専門誌。
編集長:ノア・シンクレア
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MORTIPACKを手元に
ガレージキットの制作を出発点に、オリジナルキャラクターを立体化。SNSで発表したMORTIPACKに海外からソフビ化の声がかかり、ソフビへと活動を広げる。
アメコミなどのポップカルチャーに、都市伝説やホラーの気配を重ねる。デフォルメとリアルのあいだにある造形で、可愛らしさと不気味さが同居する存在をつくっている。

